>>75
> そういう落ちじゃないの?

陸上型の60Lの韓国向け仕様の機能限定機やで
エンジン出力増して機体構造強化し砲・人員スリング性能増した代わり
海上長距離飛行向けのう航法支援機材や救命機器下ろし陸上飛行に特化
赤外線排出抑制用IRサプレッサーIRジャマーやワイヤカッタまで外して
航法・気象レーダやセンサ系も当初オミット
エアフレームの防水防塩防錆処理も最低限に抑えてコスト削減してる

なお60P、更にこの仕様で海軍向けに供給された上
防錆不良でトラブル起こしてる代物だったりする


そもそもH-60クラスのヘリに求めるものが違う本邦では
まともに使えない仕様の機体なので安価なんだなこれが
そもそも高温高湿地でMANPADS脅威下で飛ぶこと前提
洋上長距離飛行や夜間低空飛行への投入が多いUH-60JAと比較すると
自動操縦周りまでそこまでグレード落してええんかとビビる
間違っても沖縄仕様機とは比べんなよ、みたいな


ただ、80年代危機説とその後の朝鮮半島情勢対応するためエアボーンと輸送力増強をはかり
UH-60P初期を調達し、夜間飛行や洋上展開ギリギリまで削ってでも
90年代初頭に早期集中配備に成功した点、中途で国内産業界と共同生産契約を行い
部分的な国産化を図り産業界の育成につなげたのは褒められていい
無印の初期生産型K-1戦車と同様に機能オミットしての見切りがうまく行った例だぬ

その後の韓国の置かれた安保環境的に求められる性能とはいまいちズレが出ているけど、
スリング輸送能力面ではいまだ有力ではあるよ