オランダ一家監禁、父親を逮捕 背景にカルト集団か

警察によると、父親には監禁のほか、他者の健康侵害やマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いがもたれている。事件では父親とは別に、農家の賃借人だったオーストリア人の男(58)が逮捕されていた。
同国の裁判所は17日、この男に対し、父親に掛けられているものと同様の容疑に基づいた2週間の勾留を命じた。
メディアはオーストリア人の男の身元をヨゼフ・B(Josef B.)容疑者と報じている。地元テレビ局RTVドレンテ(RTV Drenthe)によると、同容疑者と一家は全員が韓国の統一教会(世界基督教統一神霊協会、Unification Church)に所属していた。
 同教会の関連団体「天宙平和連合(Universal Peace Federation)」のウィム・コチエ(Wim Koetsier)氏はオランダのANP通信に対し、一家の父親が1980年代に統一教会信者だったことを認めた上で、父親はその後ドイツに向かい「われわれは彼を目にしなくなった」と語った。
だがコチエ氏によると、ヨゼフ容疑者が統一教会に所属したことは一度もなく、父親は後に「他の人と一緒に」独自の団体を設立したとみられるという。

https://www.afpbb.com/articles/-/3250082


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