2019.10.25
マクロン仏大統領の「原発新設計画」にドイツが反対する不思議
偉そうなことは言えないはずなのに…
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(抜粋)
フランスは現在、電力の75%強を原子力で賄っている。原発はCO2を一切出さないので、
フランスの一人当たりのCO2排出量は6.5トンと、ドイツの11トンに比べると大変少ない。

しかも、再エネでCO2を削減すれば電気代がめっぽう高くなるが、原発はコスパが良いので、
フランスの電気代はドイツの約2分の1。EUの平均も下回る。つまり、エネルギーでは、フランスは恵まれた地位にいる。

とはいえ、フランスにも反原発の勢力はあるだろうから、そう簡単にいくのだろうか……などと考えていた矢先、
案の定、反対の声が上がった。もっとも、フランスではなくドイツでだ。

「価格高騰、不運、失敗の連続にもかかわらず、さらに6基の問題含みの原子炉の新設話が進んでいる」と、
国会の環境問題委員会の代表を務める議員(緑の党)は悪口雑言。

「この危険で馬鹿げたことをやめさせるため、ドイツ政府は早急にフランスに働きかけなくてはならない」とのことだ。
(続く)