>>255
 照射距離内で敵の反撃が無視できるレベルなら探照灯の方が使用も簡単で使い慣れていたからでしょうね。
対魚雷艇ならそれで良かったと思います。
 「砲術史」の記述を信じれば、照明弾射撃にまだ万全の自信を持つまでには到達していなかったというのもあるでしょう。

 次にオルデンドルフ艦隊主力との戦闘になると、敵の位置をある程度掴んでいないと照明弾射撃もままなりませんし、
山城の例で言えば後部砲塔は被雷の結果注水で使用不能、
第2〜4主砲塔も急速に沈黙させられているので、
仮に使いたくても大口径砲の照明弾を使用する暇もなかったのかも知れません。
 副砲だと駆逐艦に数発当てているのでその位置もある程度正確に観測出来ていたと思われますが、
逆に言えば照明弾を使うまでも無い距離であったとも言えるでしょう。