これには光量の他に弾道の関係もありそうですね。
 15.5cm砲の照明弾乙改一は燃焼秒時43.8s、落下速度13.6m/s、適良な吊光開始高900m、1弾の照明圏400m。
 900mで照明が開始として43.8秒後高度304.32mで光薬が尽きます。
 むやみに長射程だと吊光開始高が高すぎて適切な照明を得る前に光薬が燃え尽きてしまう。
 これも適度な射距離に止めている理由かもしれません。
 光量の近い20cm砲の照明弾も弾量は徹甲弾と同じで初速710m/s(徹甲弾840m/s)に落としていますね。