礼号だと榧も魚雷1本命中略確実を報じているんですね。
 射撃の流れを戦史叢書や戦闘詳報などから追っていくと、
視界は良好で輸送船が4隻であることやその並び方も把握したものの、
継続して照明圏内(視界)に捉え続けることにはあまり成功していないのか、
おなじ目標を複数回見つけて射撃しその都度火災を報告していますね。
 
 無抵抗の相手だからこそ見失うと沈めたと誤認、
再び同じ目標を見つけて別の目標に火災を起こさせたと判断してしまった可能性がありそうです。
 既に燃えていてもそういうこともあるのでしょう。
 大淀も足柄も徹甲弾も撃っていたというのも或は関係するかも知れませんね。