ガダルカナルのあたりで、すでに五分かそれ以上に航空戦で押しもどされた日本海軍は
夜の間に、敵空襲圏に突入、日が昇る頃には離脱する、ということが可能な高速艦が必要だった
が、これに答えられる日本戦艦は、旧式の金剛型四隻しかいなかった
その金剛型も、ソロモン海海戦で半減し
榛名はマリアナで26ノットまで速力低下、修理する余裕もなし(それでも長門よりはわずかにはやいんだが)
金剛は潜水艦に沈められるし
せめて、大和型が30ノット以上だったらねぇ

まぁ、さすがに軍令部要望の35ノットは「アホか」としか思えん、海軍恒例の無茶振りだけども