数百万人の子どもの目と命を救ったはずの遺伝子組み換え作物「ゴールデンライス」は規制が原因で広まっていない
https://gigazine.net/news/20191028-block-on-genetically-modified-golden-rice/
ビタミンAは目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を強めたりする働きのある必須栄養素です。
先進国では多数の食品にビタミンAが含まれているためあまり問題になりませんが、
ビタミンA欠乏症が続くとしだいに目が見えなくなり、失明し、最終的には命を落とします。
世界規模でみると、5歳未満の子どもの約3分の1がビタミンA欠乏による失明の危険性があると考えられており、
1日あたり約2000人の子どもがビタミンAの欠乏により亡くなっているとされています。

そんな途上国におけるビタミンA不足を解決するために生み出されたのが、「ゴールデンライス」です。
ゴールデンライスは、ドイツのフライブルク大学のピーター・ベイヤー教授とスイスの植物科学研究所に
所属するインゴー・ポトリクス氏が8年間の研究期間を経て開発した、ビタミンAの前駆体であるβ-カロテンを
細胞内で合成するように遺伝子を組み換えたイネ。「ゴールデン」の名は、精米後の色が明るい黄色をしていることに由来します。
バングラデシュなどのアジアの貧しい地域では、子どもが食べるものはご飯「だけ」で、
他にはなにも食べないというケースがみられます。そのため、ビタミンAを含む食品として米が選ばれたわけです。


いや、普通の安い米にビタミンAを混ぜればいいじゃんよ
そもそも米以外食べないとか、どんな暗黒江戸時代だよ