ブロック経済化の進行により、突如として食料危機に見舞われた日本。
飢える国民を救ったのは、ある一人の男が品種改良により産み出した芋だった。
その驚異的な多収性によって当面の危機は回避されたかに思われたが、この芋を食べ続けた市民の中に何故か頬がもっちりする者が出始め…?