>>83
その後ろもセットにせんと (;・∀・)

>国家統計庁によると、中間層の割合は2005年から17年にかけて35%から58%に拡大。
>国際通貨基金(IMF)は、モラレス氏在任中の国内総生産(GDP)の平均成長率が4.8%に達したとのデータを示している。

>しかし、政治的な不正がなかったとしても、ボリビア経済の先行きは不透明だ。
>繁栄を支えた商品市況のブームは終息。貿易収支と財政収支はともに赤字だ。

>原油価格の高騰を背景に、天然ガスや鉱物資源を輸出し、
>その収入を大規模な財政支出を通じて配分するという政策モデルは、今後、修正が避けられない。

>中間層が増えたといっても、富裕な先進国の基準に照らせば、満足のいく水準ではない。
>IMFによると、ボリビアの国民1人当たりGDP(年間)は3500ドル前後で、南米で最も低い部類に入る。

>世界開発センターのナンシー・バーゾール氏は、新興国で比較的新しく中間層に仲間入りする人々を「触媒層」と定義した。
>この不安定なグループが、ブラジル、トルコ、チリなどの国でも、政治腐敗への抗議行動で中心的な存在となっている。

>これは、野心的な中間層が力を持ちつつある他の新興経済国にとっても教訓となる。
>暮らしにゆとりが出るほど、国民は政治指導者の不正に寛大でなくなることがあるのだ。
>そもそも指導者が良い変化をもたらすのを助けたのであっても──。