>>254 >>257
特に徹甲弾だと比重低下で弾頭長長くなる分、余計に射撃精度低下するからだよ。
勿論、タングステンコアと鉛・銅ジャケットのハイブリッドで工作精度による偏芯も多少出るし。
ボディーアーマー対する貫通力を重視し徹甲弾使用で射程そのものが短くなる。
だったら端から大口径で弾頭重量稼いでも弾頭長が短くできる方が有利ってこと。
ベトナムやCQBみたいな接近戦ばかりに力を入れてた時代の遺物が5.56mm。
久々の中東における大々的な実戦で、それを再認識したばかり。

弾頭長:口径の比で射撃精度の限界(タンブリングを起こし難い限界点)が大体決まってくるので。
旧日本軍の6.5mmが実用性に乏しかった点の一つ。
風以外の要因で弾道が理論放物線から逸脱したドリフトを起こしてたのが口径に対し弾頭長が長過ぎたせい。
口径を大きくすることで弾頭長:口径の比を適正に持って行き易い。徹甲弾作るにしても。
弾頭を製造する工程においても大口径ほど、工作精度の公差を大きくしても射撃精度を出しやすい。

コマ回ししたことあれば分かるけどベイゴマみたいに径が大きい割りに高さの低いコマの方が
歳差運動の効果が高くジャイロ効果を発揮し安定性が高く強い。同じ重さでも。
それと空気抵抗の相関関係で適度な比は、おのずと決まってくる。
コストのせいで5.56mmでなんでもかんでもこなそうとするのは、無理があり過ぎる。