【オーストラリア】新型潜水艦コスト、総額16兆円超え!
NNA 12/3(火) 11:30配信

オーストラリア海軍が導入する計画の新型潜水艦「アタック級」12隻は、物価上昇を考慮すると、建造から寿命を迎えて就役期間を
終えるまでに総額で2,250億豪ドル(約16兆7,110億円)以上の費用が掛かる見通しだ。 これまでに示されていた数字を大きく上回る。
11月30日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

新型潜水艦の最初の1隻は2032年ごろに海軍に引き渡され、最後の1隻は2080年代に退役する予定。
潜水艦建造計画を率いる豪海軍のグレッグ・サマット准将は昨年、次期潜水艦12隻の維持費が500億豪ドルとしていたが、インフレ率を
計算に入れると、維持費は2080年には1,450億豪ドルに上る見込みであることを明らかにした。

フランス政府系造船会社ネイバル・グループに委託した潜水艦の建造プロジェクトの総費用は500億豪ドルとされていた。
このほかに武器の購入費や埠頭の改修などのインフラ費用を含めると800億豪ドルに上る見通し。
これに維持費を加えると2,250億豪ドルになる。

最大野党労働党によれば、サマット准将は、次期潜水艦の建造が当初の予定である2023年には始まらないことを認めている。
同准将は建造機材の評価などの「船体の必要条件」に関する活動は予定通り始まる見込みとした上で、潜水艦の建造自体が始まるのは
2024年になると述べているという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191203-00000009-nna-asia

海自のそうりゅう改型やその後継の3000トン型の建造費が約800億円としても、総額16兆円となると約200隻も作れる計算に。
流石に建造後の維持費その他を加えても100隻近く作れそうな大金ですが。

性能その他はさておいて、仮に建造が予定通り進んでも1番艦の2024年建造開始で海軍への引き渡しが2032年だから、実に
8年もかかる事に。 もうその頃にはそうりゅう級の1番艦は練習艦堕ちしているお年頃なのに・・