ハンファシステム、敵のレーダーを回避技術開発KF-Xに適用
https://news.joins.com/article/23655134

ハンファシステムはKF-X搭載するアクティブ位相配列(AESA)レーダーに自動地形トラッキング技術を
適用することとし、国防科学研究所と470億ウォン規模の事業契約を締結したと11日明らかにした。

自動地形トラッキング技術は、レーダーを用いて地形を感知し、一定の高さを自動的に維持するように
制御するソフトウェアである。技術開発期限は2026年までだ。

ハンファシステムがKF-X開発事業に着手したAESAレーダーは戦闘機の目にあたる。
複数の周波数を同時に発射して敵を探知する技術で、単一の周波数のレーダーよりも攻撃される
確率を大きく減る。

AESAに自動地形トラッキング技術を搭載すると、より精密な任務を遂行することができる。
武装投下などの任務を遂行する際に、より低い高度飛行することができ、また、これまでのレーダーに
探知される確率を減って任務成功率を高めることができる。
戦闘機を製造する国の中では、米国・欧州など一部の国だけがソフトウェアを適用している。

キム・ヨンチョルハンファシステムの代表は、「高度なセンサーと抗戦システムに続き、ソフトウェア技術
まで開発分野を広げた」とし「KF-Xの性能向上のために最善を尽くした」と述べた。

ハンファシステムは、国防研究所・韓国航空宇宙産業とKF-Xの核心装備の国産化を進めている。
アクティブ位相配列レーダーをはじめ、電子光学標的追跡装置(EO TGP)、赤外線ナビゲーション追跡
装置(IRST)、任務コンピュータ(MC)などを開発している。