ナチスドイツ陸軍は前線の戦闘部隊の自動車化/機械化は頑張った一方で
兵站は全然自動車化しきれずに馬匹輸送が多かったそうですが
逆に「前線部隊よりも兵站の自動車化を優先しよう」みたいな陸軍は無かったんでしょうか?

海軍だとよく日本海軍の海上護衛の取り組みへの批判に対して
「どこの国の海軍も海上護衛戦力よりも正面戦力を優先している
物量を持つ海軍→正面戦力を揃えた余力で海上護衛を充実
持たざる海軍→正面戦力を揃えるだけで余力が尽きるから海上護衛が疎かになる
というだけであって正面戦力よりも護衛戦力を重視する海軍など存在しない」
という反論がなされる事がありますが
陸軍も同じでどこの陸軍もまず戦闘部隊最優先で兵站の自動車化は二の次にしていて
連合軍の兵站が独軍よりも自動車化されていたのは単にトラックの数が潤沢だったから
前線も兵站もどっちも自動車化という贅沢が出来ただけ
(=連合国も余裕が無ければ兵站より前線部隊を優先するはず)という構図ですかね?