>>282
士大夫(科挙官僚)になるのが、一番手っ取り早く・確実な出世・金持ちへ至るルートだから>明清時代

中国の官僚って、給料は本当に少ないのよ
一方で、随時必要な経費を任地から徴税する権限があった
なので、一族郎党や幕府(私設幕僚団)を養うために、様々な名目で任地から税金等を徴収できた
さらに、官僚の思惑一つで、税金が安くなったり・各種許可がもらえるので、商人や在地有力者からの贈与も期待できた

で、その「収入」で一族郎党を養い、中央の有力官僚や師に付け届けを行った



清朝末期の話だけど、両広総督(広西省と広東省を統括する重大役職)の給与は、イギリスの水兵並の低さ
でも、誕生日などのイベントごとのプレゼントで、およそインド総督以上の「付け届け」を収入として得ている