>>634
銃器の企業ってのは、S&Wやコルトのような業界大手でも、一般社会では中小企業程度で、工場の規模から一度に大量には作れない。
アメリカなど軍のトライアルの条件に、生産量が課せられるぐらいで、どんなに優れた製品で安く買えても、数が出せないなら入札できない。

そして日本の銃器メーカーは、業界でも中小辺りで、開発能力も生産力もそれなりでしかない。一度に多くは作れないし、工場の増設も無理。
初めから、国から工場の増設費用を出し、要らなくなったら転用するか棄てるつもりでもない限り、少しずつ時間を掛けて生産するしかない。

トータルではどちらも同じように金が掛かるが、急ぐ必要がないなら、技術力の維持という意味でも、後者の方にメリットも出てくる。