>>66
うん、つまり「最終的に納税でペイできる」ってのは、人造人間に市民権を与える代わりに納税の義務を与えるってことなんだ。
でないと人造人間を含めた公共投資の意味が無いからね。

問題は「最終的な利益を国民は信じられるか?」ってトコにあるかな。
なんたって、その当初はまず納税の見込めない人造人間に対して、割合から見りゃ「少数の上級国民」にあたる一般人間は相対的に
過度の納税を要求されることになっちゃう。
そうしないと大規模な財政出動する財源無いんだから。

さーそこで一般人間は「何で俺たちが人造人間ごときのために多額の税金収めないといけないの?」って不満を抱くわけだし、それで
デモでも起こそうものなら体制側は弾圧するし、治安維持部隊には当の人造人間がいようといまいと「含まれてる」とみなされる。

そしていつしか「体制側=人造人間」と思い込まなきゃやってられない一般人間の過激思想グループが出てきて、体制側と内戦体制に…
という創作モノがあっても、別にいいとは思わんかね?

書いてるうちに「ヤッパ地球連邦の興亡(佐藤大輔)に似てくるなー」とは思うが、考えてりゃ誰もが思いつくことよ。