ボーイング新型宇宙船、地球に帰還 開発に遅れの懸念も
2019年12月23日 5時11分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191223/k10012224981000.html

試験のため、無人で打ち上げられたアメリカの新型の有人宇宙船が22日、宇宙空間から地球に帰還しました。
今回の試験では、エンジンがうまく作動せず、ISS=国際宇宙ステーションとのドッキングが果たせなかったことから、
開発が遅れる可能性が出ています。

航空機大手ボーイングが開発中の有人宇宙船「スターライナー」は20日、試験のため、国際宇宙ステーションを
目指して無人で打ち上げられましたが、ロケットから切り離された後、エンジンがうまく作動せず、予定されていた
軌道に入ることができませんでした。

このため、NASAとボーイングは国際宇宙ステーションとのドッキングを中止して地球に帰還させることを決め、
宇宙船は現地時間の22日朝、ニューメキシコ州の砂漠地帯にある軍の演習場に着陸しました。

NASAとボーイングは宇宙船のデータをくわしく分析し、エンジンがうまく作動しなかった原因を調べるほか、
宇宙飛行士の生命維持装置や操縦のための機器に異常がなかったかなどを確認することにしています。

今回の試験は、8年前に引退したスペースシャトルに代わるアメリカの有人宇宙船の実用化に
一歩近づくものとして期待されていました。

ボーイング側は当初、試験が成功すれば、来年4月までに有人での打ち上げを行いたいとしていましたが、
今回、国際宇宙ステーションとのドッキングが果たせなかったことから、開発が遅れる可能性が出ています。
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本当にボーイングはどうしてしまったのか・・・
暴飲、暴食はつつみましょう。(年末年始のご挨拶