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桜ルートの視点人物は士郎だが、主軸は「桜を描写する事」なんだよなああの話。
そのへんもわかった上であのインタビューの文章わざと言及避けてるっしょ。

>ただ、それだけでは彼が人間として壊れているという問題までは解決しないので、最後の桜ルートでは応用編として、
>この歪な主人公がどうやって人間として成長するのか、羽化することができるのかという問いへの回答を描きました。

このへんとか、イリヤや言峰は士郎の過去を掘り下げ読者に解説する事で親世代の呪いを問い直し解体するわけでもなく
死亡用のアイテムと再生用のアイテムにしかなっていない。
その結果どうなったかというと、あのトゥルーも「士郎は壊れたまま再生されて優先順位が桜に切り替わっただけ」にしか見えんのだな。

桜視点であれば話は違ったのかもしれんけど、それまで2ルート分掘り下げられてきた士郎というキャラが
そこで宙ぶらりんのまま「終わった」事になったのはそら消化不良にもなるさ。