>>938
20世紀で大型軍用拳銃にある程度野戦を対応できる能力を求めていた。
大戦以前に自動小銃もSMGも普及していなかったため、重い機関銃を除けば自動拳銃は事実上の最強連射火力だった。
SMGが普及した後も、この風潮はパイパワーと共に受け継がれていて、20世紀後半が高装弾数オートの全盛期になった。軍警察は基本的にオープンキャリーするため、サイズの大きさを問題にしていなかった。
当時の銃オタどもはとりあえず高装弾数オートを称える流行に乗っていって、自分もその一人だった。
そのためSig P220の装弾数は当時で時代遅れと見られていた。

だが一応、刑事や情報員などは依然にPPKやJフレームなど小型拳銃を愛用し、あの流行に乗っていなかった。
今から考えるとマカロフに全面転換したソ連軍警察は正しかった。
まあ、あちらは逆にソ連崩壊後、凶悪犯を対抗できるSMGと大型拳銃が不足のことが問題になっていた。