ttps://gigazine.net/news/20180415-strange-story-australias-wild-camel/
>オーストラリアは18世紀後半からイギリスによる植民地化が進みましたが、内陸部の広大な地域はあまりにも過酷であり、
>時には罪人たちに科せられる罰として内陸探検が行われることもありました。
>当時の人々は少しずつ居留地を築き上げ、内陸部の交通網を確立しましたが、
>乾いた土地での長距離輸送に耐えうる輸送方法として選ばれたのがラクダだったのです。
>1870年〜1920年の間にアラビア半島やインド、アフガニスタンなどから2万頭ものラクダがオーストラリアに輸入され、
>2000人以上のラクダ乗りが移住してきたとのこと。
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>ラクダたちがアウトバックの気候にとてもよく適応できたため、何十年もの間にわたってオーストラリアの社会にとって重要な輸送手段となり、
>経済発展に寄与しました。ラクダたちが運んだものは綿や水、電柱や鉄道の枕木に使う木材、紅茶やタバコなど多岐にわたりましたが、
>1930年代になって鉄道網や自動車が発達するにつれてラクダは効率の悪い輸送法になってしまったそうです。
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>不要となった多くのラクダたちは野生に放されてしまいましたが、ラクダはアウトバックの気候で生き残るために必要な要素を完璧に備えていたため、
>みるみる内に繁殖していきました。ラクダ自体はおとなしい性格の動物ですが、しばしば水を求めて水道管を破壊したり、
>放牧地帯の草を根こそぎ食べてしまったりして問題となっているとのこと。
>探検家のサイモン・リーブ氏はオーストラリアのラクダについて、
>「短期的に見ればラクダの輸入は天才的な問題解決法でしたが、長期的に見れば災害そのものです」と述べています。

まさにディンゴと同一パターンっていうか、100万頭にも及ぶラクダってもはや侵略生物カテゴリなのでは。