EV覇権を狙う「中独連合」、「最初の果実」を狙うVW
1/16(木) 12:24配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200116-00010001-wedge-eurp

>  「自動車産業はかつてないパラダイムシフトに直面しています」
> ツヴィッカウ工場にあらわれたドイツのアンゲラ・メルケル首相はそう力強く語った。VWは、ツヴィッカウ
>工場の生産ラインを、内燃機関を使った自動車から年産33万台の電気自動車(EV)の生産拠点へと転換を
>図ろうとしており、筆者が訪れたのはVWの新型EV「ID.3」の同工場における量産開始を祝うイベントだった。
> しかも、同社がEVの生産ラインに転換するのは、ツヴィッカウ工場だけではない。ドイツ国内の4工場に
>加えて、チェコ、米国、中国の安亭鎮(上海汽車集団との合弁)と仏山(第一汽車集団との合弁)の合計
>8工場をEVの生産ラインに作り替える方針だ。
> 同社はこれと併せて、20年から24年の5年間でEVをはじめとする次世代技術の開発に600億ユーロ(約7兆
>2000億円)を投資し、そのうち330億ユーロは電動化技術に投資する。さらには、29年までに75車種のEVを
>発売し、累計で2600万台を販売するという意欲的な目標を掲げている。
> 「そんなに作ってどうするのか?」というのが一連のVWの発表を聞いた筆者の感想だった。
> というのも、日産自動車のリーフが10年の発売以来、19年3月にようやく累計販売台数40万台を達成した
>ばかり。世界で最もEVを売っている米テスラでも、18年の販売台数は24万台である。つまり、現在、世界中で
>販売されているEVの総数を優に超える台数のEVを、VW一社で生産するとうたっていることになる。

> 第三に、VWの戦略を考える上で欠かせないのが中国市場の存在だ。同社は18年、全世界で約1083万台の
>自動車を販売しており、そのうち中国市場が約420万台を占める。同社は20年には、前述した中国の2工場に
>加え、合肥にある安徽江淮汽車集団(JAC)との合弁会社におけるEV生産と合わせて、約70万台のEVを中国で
>生産できることになる。

中独はEV市場で日本に一歩先んじた。
崖っぷち日本はもうダメポ!