>>577
>実際、旧共産圏で最精鋭を謳われていた東ドイツ軍は、東西統一で消滅するまで歩兵師団の戦車隊にはT-55を使っていた。
>宗主国のソ連からは、機甲師団同様にT-72で統一するよう勧められたんだが、機甲師団の突破前進ならともかく、歩兵師団の支援任務にT-72は使えんというのが、赤くなったとはいえ「ドイツ軍」の見識だった。
ポエムはともかく現実の話をすると。
東ドイツは1952年のT-35/85の587両を皮切りに、56年にIS-2を112両、57年からT-54を500両導入した。
そして62年からは1800両のT-55の調達が始まる。これにはポーランドがライセンス生産した輸出型が含まれる。
79年からはソビエト製に加えポーランド、さらにはチェコスロバキア製のT-72が551両。
で、1990年の第9機甲師団はT-72を322両のフル編制にできたけど、第7機甲師団はT-72は第2大隊のみ63両で、残りの262両はT-55。
第1、第4、第8、第11の自動車化狙撃師団のそれぞれ214両の戦車は、T-55。
これだって80年代後半、国がなくなる直前にようやっと更新したもので、1968年当時は第1自動車化狙撃師団の定数190両のうち、4両がT-55で残りの186両はT-34だった。
陸自なみの人員と倍する戦車を1/6の人口で支えるわけだ。そんな簡単にほいほい更新できるわけがない。
歩兵の支援にT-72が使えないからではなく、金がなかっただけ。それでも74式と同じくらいのペースで調達してたけど。
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613ふみ ◆Y.QUKJBduY
2020/01/25(土) 10:11:19.95ID:EGF6Kmzv■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
