日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」
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令和2年(2020)は、我が国最古の正史『日本書紀』が編纂された養老4年(720)から1300年という記念すべき年です。その冒頭に記された国譲り神話によると、
出雲大社に鎮座するオオクニヌシは「幽」、すなわち人間の能力を超えた世界、いわば神々や祭祀の世界を司るとされています。一方で、天皇は大和の地において
「顕」、すなわち目に見える現実世界、政治の世界を司るとされています。つまり、古代において出雲と大和はそれぞれ「幽」と「顕」を象徴する場所として、重
要な役割を担っていたのです。
「幽」と「顕」を象徴する地、島根県と奈良県が当館と共同で展覧会を開催し、出雲と大和の名品を一堂に集めて、古代日本の成立やその特質に迫ります。
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これ見てきたけど、「幽」と「顕」を強調してる割に展示内容はそこまで「幽」と「顕」の関連性に沿ったものにはなってないし
古代出雲と大和の関係についてもそこまで深く掘り下げてるわけじゃなかった。
展示品はほぼ出雲の青銅器。
同時代の出雲と大和の須恵器や埴輪を比較して共通性を明らかにしているのはまあまあ面白いとしても、島根県立古代出雲歴史博物館に行ったことがある人ならそんな面白い展示ではないかもしれない。