新型ウイルスワクチン、実用化まで時間かかる公算−開発に期待感でも


  約17年前に重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行してから臨床試験開始のタイミングは早まっているが、新しいワクチン開発にはなお時間がかかる。
米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長によると、モデルナの場合、ワクチン候補がヒトに試験できるようになるのは約3カ月以内とみられる。
  ただ「その間にワクチンを利用できる状況が整うというわけでは断じてない。まだ安全性検証の第1相試験だからだ」と電話インタビューで語った。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-01-23/Q4JF5CDWLU6E01