>>629
「戦話・大空のサムライ」358ページ(文庫版)
坂井、西沢、笹井の研究会にて>>627の射撃方法が議論されてる
「これは危険な技だが、一瞬、敵機がカウリングにかくれるほど引き起こしたところで、瞬間、ゆるめながら撃ったらどうだろうか。間違ったら敵機にかぶりつくことになりかねないがな」(坂井)
実戦テストしたのは西沢で昭和17年6月16日にP39を撃墜してる(369ページ)
「先任、あの手はいいですよ。マイナスGをかけた、と思われる瞬間に発射された弾丸は、一瞬ことごとく浮き上がり、ほとんどが狙った一点めがけて、弾道が一直線にそろうんですね。
しかしその瞬間、敵機がエンジンの下にかくれたようで、ひやっとしましたがね。しかし先任、この手は若いもんには進めない方がいいと思いますよ・・・」(西沢)