武漢付近感染者、7万人超か 新型肺炎、中国主要都市で急増と推定―香港大
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020020100474&;g=int
新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国・武漢市やその周辺都市の感染者数は1月25日時点で7万5815人に上る可能性があると、香港大の梁卓偉医学院長らの研究チームが31日付の英科学誌ランセット電子版で発表した。中国当局の集計を使わず、28日までに武漢からタイや日本、米国、フランスなどの外国に移動し、移動先で確認された感染者数に基づき推定した。
<新型肺炎、感染拡大 関連ニュース一覧>

 研究チームは1人の感染者からうつる人数を2.68人、感染者数が2倍に増えるのにかかる日数を6.4日と計算。交通資料などから、武漢から中国の主要都市に移動した感染者は重慶で461人、北京で113人、広州で111人、上海で98人、深センで80人と推定した。主要都市では武漢から1〜2週間程度遅れて感染者が急増している可能性があるという。