>>438
陸軍の対応だが、中国制圧は不可能というのが長い消耗戦の続いた日華事変の結論
そこで大本営政府連絡会議。ここに陸海軍と政府要人らが集まって戦争指導の意思統一し、上記「腹案」が決定された。
内容は

・南方作戦を行ったら海軍はひたすら待ちに徹する。アメリカはできるだけ刺激しないこと

・インド洋作戦を実施。
 ロンメル将軍のアフリカ軍団に対抗するモントゴメリー中将の第八軍へ厖大な軍需物資が送られていた。
 インド洋の制海権を確保することで英軍への補給ルートを遮断する。
 すると独伊は優位になり、中東・スエズ攻略へ

 オーストラリアやニュージーランドから食糧、ベンガルから石炭など、厖大な物資がインド洋を経由して英本国に送られていた。
 またエジプトからインドへ米など食糧が送られていた。英国のインド統治に不可欠な食糧。
 これらを遮断することで英国を屈服させる

・米英からの支援物資を絶つことで、中国との戦争を終結に向かわせる。

・中国とイギリスが戦争をやめればアメリカも戦争意欲も失うと