台湾は老朽化した米国製戦車M60A3を更新するため108輌の「M1A2T エイブラムス」を売って
くれるよう米国に要請、両国政府は昨年11月に正式な契約を交わしM1A2Tを含む武器販売は
無事成立した。

台湾は2022年に予定されているM1A2T引き渡しに備え国内の受け入れ準備を進めており、
台湾陸軍はわざわざ米国から専門家を招いて戦車訓練施設や野外演習場の近代化改修に
取り組んだり、国内企業にM1A2T用の訓練シミュレーター開発を依頼するなど待望の主力戦車
「M1A2T エイブラムス」到着に向け万全の準備を進めている。

さらに台湾は外交状況が変化してM1A2T維持に必要な消耗品やサービスが入手出来なくなる
事態に備え、120mm滑腔砲が使用する砲弾の国内生産や保守に必要な技術の移転を要請して
おり両国政府間で交渉が進められているという。
https://focustaiwan.tw/politics/202004150007