>>761
今は軍用車両は大概はディーゼルエンジンなので、ディーゼル燃料だな。
いや、ガソリンエンジン車が使われてないってことはないけれども。
あと、航空機(ヘリコプター含め)が普通に使われてるようになると航空燃料も大量にいるし、発電機なんかの燃料もバカにならない。

今では流石にないけれども、「輸送手段=馬」だった時代(そんなに昔ではなく、第二次大戦時はまだ殆どの軍隊がそう)には、馬の餌である飼葉と飲ませる清水が
補給物資の中で重要な比率を占めてたりもした。

更には、「補給は大切」「玄人は兵站を語る」なんて人にも忘れられがちだけど、軍隊にとって実は兵站の中で意外な負担になるものとして「被服」がある。
服は戦闘しなくてもただ行軍してるだけで痛むし、靴の重要性は言うまでもない。
ボロボロのの服と穴の空いた靴ではマトモな行動ができないからだ。

と、いうことで、「軍隊の必要とする兵站物資」のなかでは弾薬は実は大した比率を占めてなかったりする。
「戦闘に直接必要なもの」よりも「戦闘できるように準備するためのもの」の方が大量に必要なのだ。