アングル:「厳冬」の中国映画産業、新型肺炎の寒風が追い打ち - ロイター
https://jp.reuters.com/article/cinema-china-idJPKBN2040DE

>テンセント・エンターテインメントが今年1月に公表したリポートによると、
昨年はチケット価格の上昇によって興行収入が640億元(92億ドル)と
過去最高を記録したものの、映画館の平均稼働率は過去5年間で最低だった。

>政府が基本的に主要外国作品の公開を年34本に制限しているため、
市場を支えるには国内の映画製作が頼みの綱だ。しかし、検閲の強化で国内作品も急減している。


>創作の自由はすっかり萎縮し、中国の歴史ある映画祭、中国独立影像展は1月、
無期限に活動を中止すると発表した。主催者は「本当に純粋なインディペンデント
精神を持つ映画祭の開催は不可能だ」と語った。

>21年には中国共産党創設100周年を控えているため、
近い将来に検閲が緩くなることは期待できない。


>国内メディアの推計によると、こうした中で昨年は国内の映画製作会社1900社近くが破綻した。

>中国人俳優Li Binさん(37)は、「厳しい冬」が自身と他の俳優らの仕事に対する姿勢を変えたと言う。

>「今だと、だれかから脚本を与えられて台本を手にした瞬間、最初にやるのは撮影不可能な部分を探すことだ。
ストーリーはあまり気にしない。それより脚本が検閲を通るか、投資家が資金を回収できるかが気にかかる」


ちょっと前まで景気の良い話しばっかだったのに、この短期間でしょぼくれたもんだなあ。