橋下徹「日本政府はウエステルダム号の5人をなぜ見捨てたか」 (プレジデントオンライン 2/19)
(前略)
ダイヤモンド・プリンセス号への日本政府の対応や船の状況が連日報道されているが、さらに僕が気になったのは別のクルーズ船
「ウエステルダム号」への対応と状況だ。 ウエステルダム号は船内感染の疑いのため、太平洋の沿岸国5カ国から入港を拒否された。
(略)
実は、このウエステルダム号には、日本人5人が乗船していた。
僕はこの報道を聞いて、心底悲しくなった。やっぱり日本政府は、日本という国家は、いざというときに本気で自国民を守ろうとしないのか、と。
(中略)
日本の自衛隊が一番活動をやり易いのは、日本の領海内においてだ。
ゆえに、ウエステルダム号を日本の領海内まで呼び込んで、自衛隊に日本人を救出してもらう。
陸上自衛隊出身の佐藤正久参議院議員は、海上でのレスキューはいくらでもできるし、ヘリコプターを使えば何の問題もないと言っていた。
そのような訓練を積んでいるのがまさに自衛隊なんだろう。

それこそ、ヘリコプター艦載機の「いずも」にでも出動してもらい、ウエステルダム号の近くに横付けし、ヘリコプターによって日本人5人を救出し、
そして那覇港に戻ってくる姿を見たかった。(後略)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200219-00032896-president-pol&;p=3