岩田センセの主張を一方的に解釈すると、こういう記事になるという典型例。

ダイヤモンド・プリンセスの呆れた感染対策、厚労官僚はなぜ暴走したのか
窪田順生:ノンフィクションライター
2020.2.20 5:35
https://diamond.jp/articles/-/229357?page=2

(抜粋)
 前にも述べたように、岩田氏は17日にダイヤモンド・プリンセスに乗船を許された。
これは岩田氏が個人的につながりのある厚労省の人間と交渉をしたからということらしいが、そこで岩田氏は“奇妙な約束”をさせられる。

「DMAT(災害派遣医療チーム)のメンバーとして乗船し、決して感染対策の仕事はしてはいけない」というものだ。

「は?感染対策の専門家に仕事をさせないってどんな理屈だよ」と呆れる方も多いかもしれないが、驚くのはそれだけではない。

 船内を案内された後、岩田氏はスタッフらのミーティングで意見を述べてもいいかと打診をしたところ、
感染対策を取り仕切っている何者かの怒りを買ったということで、わずか1日で下船を命じられたというのだ。

 岩田氏によれば、船内では厚労省の方針への異論を許さぬムードが蔓延しているという。岩田氏が訪れる前にも、
感染対策の専門家は何人か乗船したというが、ほとんどがこのようなムードを忖度して進言をしない。もちろん、
「同調圧力」に屈することなく進言をする者もいたが、厚労省側は耳を貸さず、岩田氏のように船から追い出されてしまうらしい。
(以下略)
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高山センセのFBでの説明と合わせて読むと、「恣意的な解釈というのはこういうことなのか」というのが実によくわかる。