【オーストラリア】【有為転変】第140回 進むも地獄、退くも地獄(上)
2/21(金) 11:30配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200221-00000009-nna-asia

 昨年後半から、袋小路にはまっているのは明白だった。オーストラリアがフランス政府系造船会社ネイバル・グループと進めている、
800億豪ドル(約5兆9,190億円)の新型潜水艦プロジェクトのことだ。ネイバルがこのほど、当初約束していた地場企業による
事業割合が50%に満たないことを明らかにし、あらためて火種が広がっている。入札で袖にされた日本から見ると鼻白む感覚が
無きにしもあらずだが、一連の混乱を見るにつけ、気になる点がいくつかある。

 新型潜水艦プロジェクトは現在、設計プロセスが既に9カ月遅れで、2032年とされた初号艦の納入も35年になっている。
そのため現在のコリンズ級潜水艦は2020年後半で引退する予定だったが、2040年まで延長することになる見通しだ。
また建設コストも制御不能なほど膨れ上がっている。

 さらに今回、ネイバル・オーストラリアのジョン・デイビス最高経営責任者(CEO)がオーストラリアン紙とのインタビューで、
「地場企業の供給能力が予想外に低く、地元発注割合が50%を下回る」と明言し、「以前はオーストラリア市場のことを
よく知らなかった」などと釈明して大騒ぎとなった。

 デイビスCEOの発言に、オーストラリア側は当然反発。元国防産業相のクリストファー・パイン氏などは
「彼らに約束を守らせるべきだ」などと憤っている。

 矢面に立たされる豪国防省は、サブコントラクターとして受注した137社の地場企業リストを公表して批判の鎮静化を図った。
だが、そのうち防衛・エンジニアリング関連企業はわずか34社しかなく、残りは会計会社やホテル、語学学校などまで含まれており、
批判の火に油を注いだ形になっている。
(以下、リンク先を参照)
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オージーさん、大変だね♪(アルカイックスマイル
でもすべて、オージーさんが決めたことだもんね。
生暖かく見守ってるから、がんばってね♪(^.^)/~~~

・・・草も生えねぇw