酒気帯びの海自隊員停職3か月
10月20日 15時25分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20201020/5030009548.html
海上自衛隊は、おととし10月、酒を飲んで車を運転したとして、20代の海曹を20日付けで停職3か月の懲戒処分にしました。

懲戒処分を受けたのは、海上自衛隊佐世保基地に配備されている護衛艦「あさひ」に所属する20代で男性の3等海曹です。

海上自衛隊佐世保地方総監部によりますと、この3等海曹は、おととし10月、佐世保市内の飲食店で酒を飲んだあと車を運転したとして、警察に検挙されたということです。

海上自衛隊の調べに対し、この3等海曹は、「飲酒運転はいけないことだとわかっていたが、深夜で代行運転もなく、前後不覚になるほど酔ってはいないだろうと安易に考えてしまった」と話しているということで、海上自衛隊は20日付けで3等海曹を停職3か月の懲戒処分にしました。

また、懲戒処分までに2年間かかったことについて、海上自衛隊は「適切に手続きを進めた結果だ」としています。

護衛艦「あさひ」の艦長を務める池崎裕之2等海佐は、「隊員がこのような重大な規律違反を起こし、誠に申し訳なく思っております。今後、服務指導を徹底し、再発防止および厳正な規律の維持に努めて参ります」とコメントしています。