自衛隊がJASSM-ER・LRASMを導入した以上、島嶼防衛対艦ミサイルはJASSM-ER
よりも射程が更に延伸される可能性がある、また開発の背景に中国空母を
念頭に置いていることから我が国の太平洋排他的経済水域で活動する中国空母部隊
を目標としていることは可能性は十分にありうる。

島嶼防衛対艦ミサイルの射程が1300km以上になると仮定すれば、わざわざ航空機に
搭載せずとも陸自地対艦ミサイル連隊に配備し、奄美大島・九州地方・東北地方に
配備すれば東シナ海・黄海・日本海沿岸部の敵泊地、太平洋排他的経済水域を
射程圏内に収めることが出来る。

また航空機部隊に比べ陸自地対艦ミサイル連隊のほうが投射量・秘匿性・抗甚性
・費用対効果に優れている、結論として地対艦ミサイルとして計画されている
可能性が高いと思われる。