えっとね。近代航空戦では、ミサイルを正面から撃つのが主流。ドッグファイトだの巴戦だのは過去のもので、ミサイルと敵機の間ですら発生しない。
これは、運動エネルギーの全てを機動変更と接敵に費やせるからで、逆に後ろから撃つと追い掛ける為だけに燃料を余分に使ってしまうから。

したがって、これを回避するには機動を変更し、最適なのはケツまくってひたすら逃げてミサイルの燃料切れを待つこと。まぁ難しいけれど。
なので事前の策としてチャフ・フレアを散布しながらブレイクし、ミサイルを欺瞞する。同時に複雑な機動でミサイルに運動エネルギーの消耗を強いる。

ここで間違ってはならないのは、何度も書くけど「ミサイルが敵を追い掛ける」ような絵図にはならないってことだ。巴戦にはならない。
ミサイルは接近しながら、機動変更した敵の頭を抑えるように移動し、逆に敵機はそれをスカすように複雑な変進を繰り返してす訳だ。