>>773
以前、雑誌の記事に載ったPMCの記事の話しだが、既に時代はPMCの規制が始まっており、そのPMCもボディーガードという建前で営業していた。
その車は防弾処理をした一般の車で、プライベート・オペレーターも迷彩ではなく普通の私服を着用し、その上からスリングなどを付けていた。

ただし車の荷室には汎用機銃を後向きに搭載し、ワゴンのバックドアを開けると「距離を開けろ」と警告の書かれた看板が見えるようになっていた。
更に荷物室には防弾壁が設えてあり、そこには艦攻や攻撃機の背後銃座の様に後ろ向きの機銃が顔を出し、警告に逆らった相手を銃撃出来るようになっていた。

結露から言えば、その国にもよるだろうけれど、たとえボディーガード名目であろうとも、汎用機銃を運用する事は普通にあるのがPMCってことだ。
実際の仕事では、それでも護衛対象に近づく車に対しては、まず威嚇射撃を加え、それでも距離を開けないようであれば車なりタイヤなりを撃つとのことだった。

つまり、人ではなく自動車などへの対物兵器として使うために汎用機銃を用意してあるとのこと。自動車を止めるには、アサルトライフルでは足りないってことらしい。