金正恩が最も恐れるF35価格が70%暴落、この機にさらに買う?
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2020/04/15/2020041500676.html

空軍がKF16などに代わるために開発中のKF-X事業も、F35価格下落の影響を受ける見通しだ。

問題は、一部ではKF-Xの価格が800億ウォン台に達するものと予想され、F-35とあまり変わらないという展望が提起されているという点だ。
これに対し防衛事業庁など軍消息筋は"KF-Xの価格が800億ウォン台に達するというのは根拠がない"とし"さらにF-35の価格が下落しても
KF-XがF-35と似ているとか、高いことはない"と明らかにした。 消息筋は2つの点でKF-XがF-35に輸出競争力を持つことができると話す。

まず、KF-Xの本格的な量産および輸出が行われる2026~2030年以降の時点では、F-35価格は現在とほぼ同じか、
高くなる可能性が高いという点だ。 軍消息筋は"F35量産台数が2020年代末以降減少すれば、単価は今より高くなる可能性が高い"と述べた。
特に、導入単価よりはるかに比重が大きい運用維持費の面では、KF-XがF-35より有利だということには専門家たちの間で異見がない。

二つ目は、KF-X輸出対象国がF-35輸出対象国とは違うという点だ。 F-35は米国の先端ステルス技術が入っており、一部の中東諸国や
中ロに近い東南アジア・南米諸国などには輸出が難しいものと予想される。

一方、KF-Xは中東、東南アジア、南米諸国などを主な輸出対象国としている。 ただ、KF-Xの開発が遅れる場合、価格が上がらざるを得ず、
KAIなど国内開発会社が積極的な国産化などを通じて、骨身を削る値下げ努力をする必要があるという指摘だ。

20%の開発費用を支払うことにしたインドネシアがさまざまな理由で現在まで2.5%の金だけ入金し、納入を中断している"インドネシアリスク"も特に
気を使わなければならない部分だ。

軍関係者は"インドネシアの費用納入遅延問題は当初、今年2月にインドネシア国防長官が訪韓し、鄭経斗(チョン・ギョンドゥ)長官と会談を開いて
決着をつけようとしたが、コロナ事態で遅れている"とし"インドネシアがKF-Xから本格的に離脱しようとする動きはまだない"と明らかにした。