日本機に共通する弱点である高速時のロールレート改善のためにスポイラーはアリじゃね?と思ったことはあるが、
米帝様並の研究予算と研究施設と技術者のマンパワーが無いと無理、という結論になったことは覚えてる。

というかWW2の各国戦闘機のロールレートのグラフを見ると、日本機は明らかにエルロン・リバーサルで操作力を相殺されてるんだよなぁ…。油圧付けても無理だアレ。
そして高速域に入るほどに横転率がぶっちぎりで上昇し続け、主翼剛性の降伏点で落雷の如くにレートが急降下するスピットとフォッケが異彩を放つのであったとさ。
米軍機の横転率・速度グラフが陸海問わずに高い水準での緩やかな上昇と下降を描くのも機体設計のポリシーとして面白い。