>>96
勘違いしているが、陸上機であるF-15やF-16に、カタパルト射出や着艦拘束装置に対応した強度や脚をつけると、空虚重量で1割2割は重くなる。
艦上機であることがSTOL性の保証に直結しているわけではない。

F-35では艦上型のC型開発にあたって翼面積を増やしたが、F-16艦上型を担当するLTVの出した案でもF-16Aで300平方フィートの翼面積が369平方フィートに、空重量は3000ポンド増えて1万9300ポンドになるはずだった。
ちなF-2が375平方フィートで空重量が2万1000ポンド、サイドワインダーのみのF-16A/Bからスパローが使えるC/Dになったときで2600ポンド増えているので、LTVの見積もりは甘いんじゃないかとは思わないでもないが。

さらに言えば「空軍で」STOL性が欲しいなら「空軍向けの開発時」に要求性能に盛り込んでおけばいいだけであって、海軍型ができてからさらにそれを空軍型に手直しするという二度手間三度手間をやる意味はない。