漠然としたイメージであるが昔ながらの農村社会の復活

住人の過半数が都会に出ることなく農村で一生を過ごした時代
自治体の長や役人や医師や教師や商人が都会からでてきた時代への再帰が求められる(これらはオンライン化されるのか)

今は都会と地方が公共交通機関で繋がり、仕事や学校や買い物や病院への通院にも都会に出向くことが多い
郊外にできる都市の多くがベッドタウンとして発展していて、ベッドタウンは隣接する都会へ労働力や消費者の提供を担ってきた
農村であった地域も時代の移り変わりとともに農業をやめて、田畑は住宅地やバイパス道路になり、ベッドタウンとして発展していった

しかし、このコロナウイルスにより東京や大阪それらに隣接する県には非常事態宣言が発令されて大規模な自粛、移動の制限が始まった

大都市に依存してきたベッドタウンは東京や大阪その近隣の政令指定都市への出勤や買い物が制限されてしまったことで、
この状態が数ヶ月以上に及べばは生活の維持が破綻寸前である

反面、東京や大阪から遠く離れたこともあって大病院や大型スーパーなどの地場産業が発達し、
鉄道やバスが普及していなくて自動車での通勤や買い物が主な地方都市
これらは
大病院が不足していることから医療崩壊への懸念はあるが、大型スーパーや小売店での買い占めによる棚から食料品が消えるという状態にはまだなっていない
東京や大阪と比べると絶望的な状況には至っていない(これからなる)
もともと鉄道の利用が少ないので通勤に関しては時間差出勤のみ行われて、普段と変わらず多くの人たちが働きにでている
(地方の企業では周囲に飲食店が不足しているため昼休憩時の食事は車のなかで摂る人が多い)

コロナウイルスが収束したらベッドタウンは徐々に減っていくだろうか
昔みたいに出稼ぎや旅行以外では東京や大阪などの大都市に足を踏み入れない時代に人々は戻ることができるのだろうか