現在の自衛隊における作戦名=共通の目的と士気を持つ
 防衛相広報誌MAMORUの見解 
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なぜ自衛隊の任務に「作戦名」が存在するのか軍事ジャーナリストの井上和彦氏は

その利点に「目的の明確化」「隊員の士気高揚」を挙げる 

「作戦名を付けることで、隊員が『俺たちはこれをやるんだ』という目的をはっきりと持つことができる」

自衛隊の中でも海外の任務はメディアから批判的に報じられることが多く、
遠く日本から離れて活動する隊員たちの心象にダメージを与える
だからこそ、どんな状況でも威風堂々と任務を達成し、
士気を鼓舞するためにも作戦名は大きな役割を持つ

作戦名の考案、決定に関して特に規定は設けられていないが以下の二つが主にある

・部隊長、派遣活動のリーダーが考案して発表する、指揮官の命名

・部隊内で隊員から公募して決定される、部内公募

井上和彦氏は防衛省広報部とのトークで次のように述べる

「わかりやすい『作戦名』があることで、『この名前のもとに』という意識が生まれます。

作戦名は対外的(自衛隊・部隊以外の組織、他省庁、マスコミ、世論)に向けて、

というよりも『隊員の意識』のためにつくられるものでしょう」