2020.04.24
全く決着していない独トーネード後継機問題、第二ラウンド開始を告げる鐘が鳴っただけ
https://grandfleet.info/european-region/the-german-tornado-problem-that-was-never-settled/

(抜粋)
ドイツのクランプ・カレンバウアー国防相は16日、米国のマーク・エスパー国防長官に戦闘機トーネードの更新用として
ボーイング製の戦闘機F/A-18E/Fを30機購入する旨を電子メールで伝え、さらに電子戦闘機EA-18Gも
15機購入したいと考えを明らかにしたため、以前から噂に挙がっていた「F/A-18E/F・EA-18G・タイフーン」3機種による
分割調達案でトーネード後継機問題は決着したかに見えた。
(中略)
要するに、キリスト教民主同盟側は事前にドイツ社会民主党に対してF/A-18E/F購入を通知しており、
党への報告を行わなかったのはショルツ財務相の責任だと言いたいのだろう。

ドイツメディアは政府が強引にF/A-18E/F購入を強行したのは、ボーイングと契約が成立するまでに約2年ほど時間が
かかるため直ぐに戦闘機購入予算の議会承認を得る必要がない=当面は議会を無視しても問題ないという意図が
あるのだろうと報じているが、逆を言えばあと2年で国内の反対勢力を説得する必要があり、これに失敗すれば
トーネード後継機問題は再び振り出しに戻ることになるという意味だ。

因みに、ドイツ国内の軍事アナリスト達はF/A-18E/F購入を撤回してF-35を選択肢に戻して再検討する必要があると言い出している。
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ボーイングと正式契約する2年後までには、確実に連立政権の枠組みが変わっとる。
(来年秋に連邦議会選挙がある。緑の党の躍進がほぼ確定的。)

そうなったら、戦闘機購入なんて白紙撤回される可能性も十分にある。

ジャガイモさん、どーすんだこれ・・・