新型コロナ:[FT]世界の超低金利、どうぶつの森に波及 :日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58712980R00C20A5000000/

>「たぬきバンク」にお金を預けている預金者が、カブやクモの投機に走っている。
コロナウイルス時代に最も人気の高いゲームが、世界中の中央銀行の超低金利政策に追随したためだ。

>任天堂のゲームソフト、「あつまれ どうぶつの森」の推定1200万人のユーザーはこの政策変更を
先週知らされた。ゲーム内の銀行、たぬきバンクが預金に支払う利息を0.5%前後から0.05%に
切り下げるという内容だ。

>また、利息として得られる額には9999ベルの上限が設定された(ベルはゲーム内通貨。
オンライン上で1ドル約190万ベルのレートで購入可能)。

>4月23日に強制的なソフトウエアアップデートのかたちで唐突に導入された政策変更にゲーマーの
怒りが噴出した。かつては安定した収入源になっていた預金の利息が、たぬきの銀行家の一声で
すずめの涙になってしまったというのだ。

>「もう経済的に立ち直れない」。あるゲーマーは米国版2ちゃんねる「レディット」のフォーラムに
投稿した。「島が景気後退に見舞われる」と訴える人も。

>多くのユーザーがネット上で指摘するように、金利が大幅切り下げられた結果、効率的にお金を
稼ぐ残された手段は、ゲーム内の「カブ」市場での投機に限られた。参加者がこの根菜市場でカブを
買えるのは毎週日曜日の1度だけ。買ったカブは腐っていき、1週間後に価値がゼロになる。
(編集注、ゲーム内では日本語の株と「カブ」をもじって野菜のカブを取引する。
ゲームの英語版ではその取引所はstock marketにかけてstalk[茎の意味]marketと呼ばれている)


もう何なんだ。何なんだこのゲームは。