スペースジェットについては、三菱航空機の契約社員
削減など5月に発表した体制見直しに伴うリストラが進み、もっとも規模が大きな人員削減は終えたとの認識を示した。開発費やスケジュールで、今回見直しと
なったものはなかった。今期の開発費は従来の半分となる600億円程度に圧縮しており、開発スケジュールは開発中の「SpaceJet M90(旧MRJ90)」に対す
る「型式証明(TC)」取得に注力する。TCは国が機体の安全性を証明するもので、航空会社などへの引き
渡し前に取得する必要がある。量産初号機の納期は今年2月発表のままで、2021年度以降としている。-