この状況で平然と周囲にケンカを売る中国の不可解
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200515-00060483-jbpressz-int
【JBpress】
南シナ海で中国の活動が活発化したことの考察記事
要約すると

・経済がマイナス成長に陥る可能性が取り沙汰される中で、習近平の政権基盤が揺らいでいる。このような状況の中で、習近平にとって軍と公安部門の掌握は極めて重要な課題になっている。それが外交において軍を中心とした強硬派の勢いを強めている可能性がある

・習近平の思考回路が軍の強行路線に近いことも考えられる。中国人は外征に成功した皇帝を高く評価する。漢の武帝や清の乾隆帝などの評価が高い。その一方で、長恨歌などを通じて日本でもよく知られている楊貴妃を寵愛した玄宗などは人気がない。

・就任直後に「中国の夢」をスローガンに掲げた習近平は、歴史に名を留めるためには外征に成功しなければならないと考えているのではないか。そのために、経済成長にとって「百害あって一利なし」の南シナ海の島々の領有にこだわっている可能性は大いに考えられる。