オランダ、歩兵もドイツ軍に統合
冷戦が終わった後、軍隊を縮小したのに続き、最近になって、深刻な財政難と国家債務の緊縮財政を
持続しているからである。国防費が十分ではない戦力も不良化している。
代表的な国がオランダのだ。英国のグローバル外交安保分野シンクタンク戦略国際問題IISS)で発行する
「ミラーバッテリーバランス2019」によると、オランダの陸軍の機甲戦力は、
現在たった18輛のレオパルト2A6戦車と100人余りの兵力がせいぜいだ。

過去の3つの機甲連隊を運用していたオランダは、2012年に機甲部隊をすべて廃止した。
在オランダ関係者は「オランダのやその周辺で機甲戦行われる程度なら、
すでに戦争が見込みのない状況だ」と言って機甲戦力削減を提唱した。
オランダ軍は、全体の兵力も3万5400人に過ぎないが、それさえも、
フルタイムとパートタイムの兵士を合わせた数字だ。
さらに、陸軍の3個旅団のうち2つはドイツ軍師団に配属され、ドイツ軍司令部の指揮を受ける。
欧州連合(EU)の次元の軍事力の統合作業の一環である。
2014年にオランダ陸軍の第11空中移動旅団が、ドイツ連邦軍、迅速社団(DSK)に統合され、
第43機械化旅団は2016年から、ドイツ連邦陸軍第1戦車師団に合わせた。


18両になるまでほっといた事に驚き