八代(元裁判官)
「裁判官には新聞記者が寄ってこない。なぜなら絶対に事件の情報を喋らないと知ってるから」
「検察官に寄って行くのは接待したら喋るからでしょう?」

若狭(元検察官)
「地検は喋りませんが、高検や最高検に情報上げると1日で新聞に漏れちゃう」
「検察官は新聞記者と事件の情報を交換しているから双方に利益がある」

八代
「地検だけは潔白ってもう検察一体の原則なんて無くなってるじゃないですか」
「大体カルロス・ゴーン被告のときは逮捕の瞬間も新聞がカメラ構えてたし、供述内容も全部出ちゃったじゃないですか」
「あれ検察とマスコミのある意味癒着ですよ」

大澤(元検察官)
「いや検察は完全に独立です。全て自分の判断で起訴するのが原則です。その責任感がある」

八代
「その前提崩れちゃってるじゃないですか。政治家と違って選挙もなく新聞記者ともズブズブで誰かを起訴できる」
「完全に手の届かないところにいる権力者じゃないですか」