「検事総長が辞めていれば」…泥沼にはまった官邸、政府高官恨み節
5/23(土) 7:24配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200523-00050026-yom-pol

 「菅さんが『やった方がいい』と言っている。仕方がない」

 今月中旬、検察庁法改正案への著名人らの抗議ツイートが急速に拡散する中、
安倍首相は菅官房長官の名前を挙げ、周囲にぼやいた。

 検察幹部の定年を延長する「特例規定」とともに、改正案が批判を浴びた一因が
黒川弘務・東京高検検事長(当時)との関係だ。政府は1月末、黒川氏の定年を半年間延長した。

 法務省で官房長、次官を務めた黒川氏を高く評価していたのが、菅氏や警察庁出身の
杉田和博官房副長官、北村滋国家安全保障局長(前内閣情報官)だ。
首相官邸は黒川氏の定年(2月7日)の前に稲田伸夫・検事総長が辞任し、
黒川氏が後任に就くシナリオを描いていた。だが、稲田氏が辞任を拒んだため、
官邸は法解釈変更で異例の定年延長に踏み切り、泥沼にはまっていく。
この間、首相が指導力を発揮することはなかった。

 「稲田氏がすんなり辞めてくれていれば、こんなことにならなかった」。政府高官の恨み節だ。
(以下略)
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安倍総理より菅官房長官はじめ内閣官房の人たちが黒川推しだったのか。
総理としては、「菅さんが勧めるんだから、その方がいいんだろう」と。

公務員の定年延長も含めて、「総理案件」というわけではなかったんだな。